ソニー最後のVAIO※Fit 13A/14A/15A 2014年春モデル
2014年2月6日 SONYがPC事業より撤退という衝撃のニュースが走りました。PC事業撤退とはVAIOブランドが消滅か?とも思われましたが、VAIOブランドは別会社へ譲渡されるという発表がされましたが、しかしソニーからVAIOブランドが消えるということは事実です。PCファンならずとも、一連のニュースに驚いた方も多いでしょう。
そしてSONYのVAIOとしては、最後のノートパソコンが3月8日に発売されます。
ソニー、最後のVAIOは「Fit 13A/14A/15A」2014年春モデルとなります。Fit 13A/14A/15Aの「VAIO Fit A」シリーズは、マルチフリップ式のヒンジを天板中央に備えており、液晶自体が反転することにより、「タブレットモード」「ビューモード」「キーボードモード」の三段階に変形する2-in-1 PCです。
まさにWindows8のタッチディスプレイを十二分に活かすことのできるノートPCではないでしょうか。
ディスプレイにはIPS液晶を搭載しており、高画質での液晶画面をお楽しみいただけます。
また全モデルにMicrosoft Office Home & Business 2013が付属。またSONYのVAIO製品のカスタマイズができる、SONYストアのVAIOオーナーメイドならCPUからメモリー容量、HDD,SSD容量、各種きめ細やかなカスタマイズができます。
SONYストアでは現在のところVAIO Fit A以外のVAIOも購入いただけます。
SONYのVAIOは1996年に米国で先行発売されたのを皮切りに、1997年に日本内においても、タワー型のデスクトップPC「バイオマイクロタワーPCV-T700MR」がVAIOの一号機として発売されました。
マイクロソフトのWindowsが爆発的に世界的な普及をしていく中で、SONYのVAIOブランドも急速にファンを獲得していきました。
他のパソコンとはいい意味での違う独特なパソコン機種を展開していたような気がします。VAIO立ち上げ時にかかわった辻野晃一郎さんも「かつてVAIO部隊は精鋭の集まりだった」と言っておられるように、独創的なモデルを数々発売していましたよね。
近年のアップル製品の中にもSONYのVAIOに影響された製品があると私は思っているのですが、どうでしょうか?さておしまれるSONYのPC事業の撤退ですが、VAIOブランド自体は別会社で運営されるようです。
今までのVAIOのように独創的なモデルが発売できるかどうかが?成功の鍵となっているような気がします。いちVAIOファンとしては、これからのVAIO製品を期待を込めて応援していきたいと思います。